初めて見た君の目つきが優しくなかった
他の美しい姿は必要なく
その一瞬だけで恋に落ちたの
声も知らないままささやきを
でも、すべてのことは時間が経てば分かるようになった
相変らず返事はないということを
私はまだあまりにも小さい存在だから
私の叫びは遠ざかっていくだけなの
もう5年も経ったけど
毎日誰かに手紙を書いてるよ
話したこともない君に
愛を願う馬鹿なことをしている
許してくれる
もう後ろ姿さえ見えないけど
君は鮮明だから
目を閉じても見える
君がどこにいるのか分からなくて
この手紙を君に送ることができない