愛のNOKORIGA
夕暮れは いたずらに
あの男(ひと)の 匂い誘う
ふりむけば 見知らぬ人
グレイの街に 消えたの
耳もとに 唇あてて
"私は決して待たない”と
最後の言葉が かすれたわ
貴方が強く抱くから
あの夜を 呼びさますの
悲しい 愛のNOKORIGA
想い出は 罪つくり
夜ならば なおさらなの
あの男の わがままさえ
淋しさの かげにかくす
夕陽を背に 車とばし
空港まで たどり着けば
ガラスの向うに現われた
貴方が 彼女を抱いて
今もまだ くり返すの
崩れた 愛のパノラマ
女は忘れ上手だと
たわむれに恋をしたけど
あれから 同じコロンつける人には
近ずけないわ
今もまだ くり返すの
崩れた 愛のパノラマ
悲しみの NOKORIGA