放課後、夕焼けが隠れ始める時
すでにがらんと空いてしまったバス停で君を見た
相変わらずイヤホンの中の歌を聞きながら
一度はここを見ることもできるくせに、酷い
私も君に意地悪をしたいんだけど
それはできない
君のために動いて
君に向かってだけ歩いて
ひょっとしたらあの月は
君の周りを回るのか
金色の津波のように押し寄せてきて
愛のシグナルを送った君に行くよ
明日は君と挨拶できるかな? 分からない
実は君の目さえ避けるのにどうしようもない
一日中君のことばかり考えて頭が痛い
体は思い通りにならなくて息苦しい
眺めるだけでも笑うようになるから大丈夫
君の声だけを聞いて
君の香りだけを追いかけることになる
君だけの人になっていく
愛のコマンドを入力してくれ
心は泡のように膨らんでいく
あれこれ書いてある手紙を握って
君に行くよ
君は私の太陽のように輝く
私は君の周りを回る月だよ
君の光を受けて
暗い世界を照らしてる
君で始まった小さな変化が私を変えたの