何気なくスイッチいれたラジオから
僕の青春のひとコマが よみがえる
遠い日 貴女と出かけた コルチナ高原に
季節はずれのスズランが咲いたニュース
今では 名前さえ思い出せない貴女
色あせたアルバムの中で 笑っている
あの頃のふたりは 風のように走り
この世で一番幸せを 感じていた
眠れないひと夜を過ごし 信州へ
少し肌ざむい季節から誘われて
貴女も 昨夕(ゆうべ)のラジオを聞いたら来るはずと
わけもわからず 飛び乗った大糸線
男はいつだって 夢のわがまま言って
その時は 愛し合う人に とりつかれる
気づいた時には 想い出だけ残り
センチなロマンに恋をして ふり返る
男はいつだって 夢のわがまま言って
その時は 愛し合う人に とりつかれる
気づいた時には 想い出だけ残り
センチなロマンに恋をして ふり返る