昼は汗ばむ 陽差しの中も
夕暮れは冷えびえと 秋のつるべ落とし
季節はいつもぜんまいじかけ
悲しい別れを 道づれにする
コートのえりに 涙を埋めて
坂道を下る ちっぽけな君よ
別れに向った 道は戻れず
ぶきように二人は さよならした
風が散らした 紅葉の葉っぱは
偶然にあでやかな 君の髪飾り
無口な僕が 今ではなぜか
道化師のようにおどけています
他目に見れば しあわせそうだと
振り返り人は 僕たちを見ます
別れに向った 道は戻れず
ぶきように二人は さよならした
コートのえりに 涙を埋めて
坂道を下る ちっぽけな君よ
別れに向った 道は戻れず
ぶきように二人は さよならした